春の訪れ

皆さま、おはようございます 春分の日も過ぎると一層春らしさが増しますね 日本の皆さまはそろそろお花見を楽しむ時期だと思います。今年の開花状況はどうなんでしょう、楽しみですね！





さてさて、フランスでも桜の木が見られるようになりましたし、その他にもマロニエに若葉が芽吹いたりアーモンドの白い可愛らしい花が咲くと春の訪れを感じますが、ヨーロッパで「冬が終わったぜ！！」と実感するのは、日が長くなること 長く暗い冬よ、さよーなら~ という雰囲気いっぱいになります。そしていよいよ、この日曜日にサマータイム になるんです！最近は、時計よりもスマホで時間を見ることが一般的になり、しかも自動で変えてくれるので「あれ、時間を進めるんだっけ？遅らせるんだっけ？」ということも少なくなりました。便利ですねぇ。ただし、日曜日の午前2時が突然午前3時になるので睡眠は一時間減ります。そういうこともあり日曜日なんでしょうね。





マルセイユは土地柄もあり、4月にありがちな春の不安定な天候がすぎたら一気に夏！ です。ますますビーチや陽の当たるカフェでアペリティフをしながら、家族や友達と明るい夜を楽しむ人達が増えます。でも、実は南仏はフランスの中では日が短い方なんですよね。北欧では夏に白夜がある原理と同じで、北西に行くほど日が長くなります。南仏の日は長さよりも強さですね。我が家のキッチンはやたらと日当たりがいいので、柑橘類など出しておくと皮があっと間にからからになってしまうほど 私もカラカラにならないようにきをつけないと！！！とはいえ、太陽の当たる場所でピクニックしたりアペリティフをするのが楽しみです




今日は相方さんがニースで仕事でいないので一人アペロです





キッチンからの眺め 午後7時。。。写真は加工なしです。一人なのにチーズ食べ過ぎだろ等々の苦情は受け付けません





この美しい空も、大気汚染のなせる技ですかね。。。でも美しかった！！




あっという間に陽は沈んでしまいましたが、フランスでワインを嗜みながら日本の桜に思いをはせる ごとうまいこでございました。皆さま、良い週末を

フランスで嬉しいこと

みなさま、こんばんは 始めて早々、投稿するのが久しぶりという失態を演じております。もうあっという間に週末ですね。先週末は、以前に住んでいたグルノーブルでジャイロトニックの研修を受けていました。内容が少し変わったからということもありますが、ジャイロトニック・ジャイロキネシスのトレーナーは、資格を取ってからさらに厳しくも楽しい修行が続くんですね。そう、楽しいんです。トレーナー達は、仕事のためにブラッシュアップしたいという目的もありますが、とにかく自分達がジャイロトニック・ジャイロキネシスを好きで楽しくてやっております。今回も発見と出会いありの意義深い三日間でした



さてさて、フランスに来て以来、運も手伝ってジャイロトニック・ジャイロキネシスのお仕事を続けられていて大変嬉しいのですが、やはり自分の生活も色濃くしたいものです。私にとっての生活のキーワードは、食とダンス 長年続けてきたバレエのお稽古を続けるのはなかなか環境的に難しいのですが(諦めてませんけど)、食の方は中々楽しんでます
フランスで嬉しいことは、さすがユーロ圏NO.1の農業大国だけのことはあり、お野菜の種類が豊富！！そしてお安い！！私はなるべくオーガニックの物を選ぶようにしていて、やはり大量生産されたお野菜よりは高いですが、日本に比べたらかなり低価格。

例えばこちら



オーガニック製品を扱うお店の"パニエ"といわれる季節のお野菜と果物のアソートです。このお野菜たちにサラダ一玉がついて€10！レートで計算すると変わりますが、物価の感覚で考えると¥1000くらいです。胡桃なんて「リスか！」ってくらい入ってます。野菜好きの私にとってはたまりません。さらにたまらないのは、日本ではあまり見ない野菜もたくさん見つけられることです。



最近はまっているのが、カラー人参です。白・黄色・赤・紫とあるようですが、特に気に入っているのは紫



色も似ていますがビーツのような甘味があり、水分が多く、何よりβカロチンが豊富。ピーラーてろシャカシャカスライスしてサラダに大量に投入してます。ただし、豊富なβカロチンのおかげで手が見事に染まるので、お仕事前は控えないとギョッとされてしまいますが。。。



やはり日本人ですから日本食を食べたくなるのですが、身体の方は土地の気候に合った季節の物を食べているとそれなりに喜ぶようです。発酵食品が足りてないのは悲しいとこですが、こちらの旬のもので健康管理したいと思います。と、いうより、楽しい食いしん坊道を突き進みたいと思います。



お野菜も大好きですが、今月マルセイユでも開催されるサロン・ド・ショコラが楽しみで仕方ないごとうまいこでございました。

タグ：食 野菜

海外に住む日本人女子の悩み

みなさま、おはようございます 週の半ば水曜日、すっきりと朝を迎えられましたか？
私の住んでいるマルセイユのアパルトマンは街の中ですがビーチが目の前にあり、波の音で目覚めます。一日の始めに目に映る光景が静かな海というのは本当に気持ちの良いもので、新しい日に良いイメージが生まれます。ただし、朝も早くからビーチのお掃除の車が入ってたり、前夜にビーチではしゃいだ若い衆らがその勢いで全裸で走っていることもあるので、いつも穏やかな光景とも限らないのがマルセイユ



さて、女子の朝のテンションを左右するファクターの一つ、髪型。海外に住む日本人の女子にとって、髪の毛問題は自分の力だけでは解決出来ない非常に厄介な問題です。特に、私は日本人の中でも「硬い・太い・多い」という三重苦を抱えてるので、フランスのヘアケア製品や美容院では私が求めることは何一つ叶えられないのです。唯一の救いは、日本よりも湿気が少ないので髪が広がりにくいということ。フランスに着くと、髪伸びたかな？と思うほどです。しかし、乾燥しすぎていると静電気で髪がホエーっとなるので、一長一短です。



何が難関かというと、まずぴったりなシャンプーが見つからない。「超傷んだ髪」「超乾燥した髪」「カラーリングした髪」「ブロンド」「ボリュームが欲しい髪」が主流で、日本でいうところの「しっとり」を求め、一番近いであろう「超乾燥した髪」用を選んでもしっとりはしません。おそらく、アジア人と西洋人の髪の毛の構造の違い(西洋人の髪の毛にはキューティクルが少ない)で、あの人たちの髪はもともとしっとりしないのでしょう。故にニーズがない。コマーシャルを見ても、「絡まる髪をなんとかしたい！」とか「ボリュームさえあればもっと自信が持てるのに！」など、そもそも髪の悩みが違い過ぎ。
でも、納得がいかないのは、移民大国フランスでシャンプーのカテゴリーが少ないということ。中国系のフランス人もいるし、アフリカ系の人たちも髪の質が違いますよね。ただ、見たところアフリカ系の人たちは専門のお店で髪質に合ったものを買っているようですが。とにかく、アジア人の硬く太く多い髪に適したシャンプーは特別にはないのです。



次に、ヨーロッパの水は日本とは違い硬水である、ということ。旅行されてお気付きの方もいると思いますが、硬水だとミネラルが残り髪の毛がバサバサになります。水道水でも、シンクやガラス食器に目に見えるほどのカルキが残るので、髪の毛のコンディションに影響があっても不思議はないですよね。
シャンプーの話に少し戻りますが、こちらで見つからないので日本のシャンプーを持って行って使っても、水の成分が違うためにシャンプーが頭皮に残り、痒みなどのトラブルになる恐れもあります。だいたい、こちらにある日用品はなるべくこちらで揃えたい！！



そして、シャンプーよりも水よりも問題なのが美容院です。もう、こんな硬い髪も触ったことがないし、アジア人の頭蓋骨の特徴なんて計算に入れませんから、ボブから真四角のおかっぱ頭が出来上がるわけです。特に、「梳く」ことを知らない せいぜい「段をいれる」ていう感じ。出来上がった後の床に散らばる髪の量の少なさにがっかりするものです。さすがにあちらもプロですからそれなりに直後は見れる髪型ですが、何しろ髪質自体に動きがなく 梳きが足りないので時間が経てば経つほど手の施しようがなくなります。例えシャンプーに多少の難があっても、髪型さえ理にかなっていたら少しは何とかなりそうなものですが、カットして一週間もしないうちに「どうしてこうなった？！」という頭に変化してしまうのです。髪型がすっきりしてるとしてないとでは印象が大きく変わるので、死活問題です。



グルノーブルにいる頃は、スイスから出張してきてくれる日本人の美容師さんにお願いしてました。シャンプーもカラーリングも出来ない環境でしたが、やはりカユイところに手が届く！！笑 安心してお任せしてました。マルセイユではどうしようかなぁと思っていたところ、数少ない日本人のお友達のお宅に遊びに行ったところ別の方もいらしていて、なんとその方は美容師さんだったのです これからはその方にお願いすることにします。なんて運の良いこと！！



美容院問題が片付いてほっとひと安心なわたくしですが、最近は白髪が増えたので頭皮のケアも始めました ケアについてはまた改めて書きたいと思います。
髪を切ると切った小さい断片が手のひらに刺さる凶器並みの髪を持った
ごとうまいこでございました。

タグ：髪